介護保険料減免制度は市によって異なる?

 

【質問】
前年度収入額を基準としてK市では社会保険料を差し引いて110万円でS市では社会保険料を差し引いて120万円
でしたが、H市に転入したら介護保険の減免申請にいき説明を聞くとH市では基準額は社会保険料を差し引かない前
年度収入額が基準額ですと説明されました。

 

介護保険制度は国の制度ですのに市によって社会保険料を差し引く市と差し引かない市があるのですか。あれば差別
だと思いますがいかがでしょうか。

 

管理人からの回答

 

まず、介護保険料の中心額(基準額)はその市町村の介護サービス費総額の19%
をその市町村の65歳以上の人口で割って3年ごとに算定しますので、市町村に
よって基準額が異なります。

 

それを市町村ごとにあらかじめ定めた区分(5〜15段階)に割り振ります。これ
の区分数も市町村によって異なります。全体を集計すると基準額どおりになるよ
うにバランスを取ります。

 

さて、一般的に保険料区分への適用の仕方については通常は公的年金の課税対象
収入額(控除なし)とその他の合計所得額(地方税法で定められた控除あり)の合計
によって決められています。ですから、阪南市の区分表を見て、ご自分の年金収
入額とその他の所得額の合計額に当てはめてみると正誤の判断はできます。

 

結論的には、市町村によって介護保険料の基準額が異なるし、保険料区分(段階
)は異なりますので、その段階によってはご本人からすると微妙に有利、不利と
なる場合があります。

 

介護保険制度は地方自治法上の団体委任事務となっているため、それは市町村に
よって異なる制度になっていても仕方がないと考えられています。それは地方税
や国民健康保険制度などと同様です。

 

この機会に、制度に関心を持って頂き、より良い制度になるように物申す被保険者になってください。

 

 



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